GTA SA Original Story Wiki

本作の主要キャラが所属するセクション7はFIBが内包している組織。
だが、実体は大統領直属の組織であり、FIBの権限以外にも、大統領の権限が付与される組織である。

イッセイ・マジマ?がセクション7の課長だが、実質的なリーダーはジル・バレンタイン?が務めている。
基本的にはマジマ、もしくはジルがスカウトしてきたメンバーのみが在籍しているが、車両・武器などのメンテナンス要員として数名の人員も所属している。

アルター社が他のベンチャー企業や老舗IT企業、大手メディアのCNT等と手を組んで取り組んだプロジェクト。
所謂「電脳化」の第一歩として想定されていた実験で、一つの仮想現実空間に装置を用いて人間の脳を複数繋ぐことでもう一つの世界を作り出すことが目的だった。

しかしながら、プログラムに重大な欠陥があることが実験中に判明。実験を中断する手筈だったが、何者かが意図してそれを妨害し、結果として多数の死傷者が出た。

仮想現実にもかかわらず、空間内で死亡した場合、脳と装置を繋ぐ回線が焼き切られ、結果的に脳を焼き殺されるか、運が良くとも、脳死状態、あるいは言語障害が残る等の重大な損害を招いた。
実験には数百名程の参加者が居たが、無事に生還したのはわずか11名。脳死者は276名、障害の残る負傷者は32名。無論、遺族や生存者が訴訟を起こしたが、裁判所はアルター社は十分な支払いをしていること、参加者とプロジェクトの間には契約書が結ばれていたこともあり、それを棄却した。

責任はプロジェクトの開発責任者であったデリック・バスターにあるとされ、裁判中に彼は自殺した。
しかしながら、責任者である彼の後ろにはアルター社の元CEOで現会長である、デイン・アルター・ヴィゲーロが居るのでは、と噂されている。
元々このプロジェクトの構想自体が彼が発起人だった為だが、アルター社広報はそれを正式に否定している。